僕のSKDア―カイブス

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オペレッタレビュー

公演劇場日時

 公演日時:昭和60年11月13日〜12月2日

 公演劇場:浅草公会堂
 演題   :下町ライブ’85
          PARTT民謡ファンタジ―   「ふるさと紀行」
          
PARTUオペレッタレビュ―  「浅草ラプソディ-」

公演日時:昭和61年2月25日〜3月7日
 公演劇場:三越劇場
 公演劇場:三越劇場
 演題   :第1部ミュジカルレビュー「恋ざんげ」
        第2部オペレッタレビュー
「とんぼがえり1930」 「浅草ラプソディ-」改題


出演者&スタッフ






舞台ALBUM



プログラム表紙の写真
「口上狂想曲」のヴァガボンド 星里・北川・立原・夕鶴
「ルンペン節」上月真琴・千羽ちどり
「煙草屋の娘」の乙女春花・高美マチ
「ホフマンの幻想A」 カンカン
「恋はやさし」の小川真理子・峰かおり
「ホフマンの幻想B」 ホフマン-鵬寿美とジェリエッタ-藤川洋子 
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「ティッペラリ−の歌」ヴァガボンド 立原・星里・夕鶴
「カフェ−の一夜」より千羽・藤川
「コロッケの唄」木佐野氏-千羽・おてくさん-藤川
「女女女のマ−チ」ラインダンス
「春は花のように」 ダニロ-千羽ちどり」
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乙女春花
「影を慕いて」 小川・鵬
「マリネラ」 千羽・藤川
「夜のタンゴ」 藤川洋子
「友よ よき友」ラインダンス
「ただ一度の贈り物」フィナ−レ


浅草ラプソディ-」の音楽

 ボッカチオより「ベアトリ姉ちゃん-三馬鹿の歌」
 唄:立原千穂・星里くらら・夕鶴みき


(1m54s-2.61MB)

上のコントロ−ラ−の印をクリックすればを聴く事が出来ます。

歌詞は下の(プログラム寄稿記事)を参照下さい。

録音原テープ  NO-16 B-V(昭和60年11月17日
           NO-17 A-T・B-U(昭和60年11月17日)
*音楽には著作件が有りますので個人での聴取に限り、他へのコピ−使用は禁止します。

          


ベアトリ姐ちゃん-浅草オペラ・エノケン・そして今-(プログラム寄稿記事)




僕の浅草ラプソディ-」公演評

 いよいよASAKUSA RAOUSODYの開幕である、浅草寺の鐘の音に乗って前奏曲と共に舞台中央のスクリ−ンに昭和初期の浅草風景が映し出されれる、幕開きの朝の唄は平凡。
次いでひょうたん池のほとり起き出したルンペン(ヴァガボンド)の口上である、鶴ちゃん(夕鶴みき)は孤児少女のルンペンに扮し大震災の日金龍館でおとぎ歌劇のカチカチ山を観ている、タヌキとウサギを一人芝居で演じるつる鶴ちゃん赤いリボンを付けて本当に可愛いらしい、この他立原千穂さんのペラゴロのボカ長、東野利香さんのオカマがよかった。

 「たばこやの娘」は昨年(昭和59年春)の「銀座ウギウギカンカン娘」でも唄われた歌の再演でが高美マチさんが珍しく乙女春花さんと組んで唄う、次いでルンペンのボス千羽さんの登場、スッカラカンのカラッケッの「ルンペン節」で続く開幕の朝の唄をラテンリズムにアレンジした曲に載せての総踊りがメチャメチャに楽しかった(楽日にはつるちゃんにお菓子の差し入れが有り又ほッかぶりのルンペンも愉快だった)。

 幕が下り再び中央スクリ−ンに今度は浅草オペラで活躍された方々が映し出される、後半日(12月2日)に観た時には東野・北川さんの説明あり、いよいよ浅草オペラの名場面そのトップは日本館のボッカチオより、「ベアトリ姉ちゃん」ベアトリ−チェ役は夏希りささんその亭主の床屋が鶴ちゃんで桶屋(立原)と雑貨屋(星里)のトリオで唄うセレナ−デ「三馬鹿の歌」か楽しい、特に”歌はトチチリチン・歌はトチチリチン-ツ-ン歌はペロペロツン”と唄われる所が好きだ、此処まで約27分間アット云う間に過ぎた気がする。

 ボッカチオに続きあの有名な「恋はやさし」唄う女芹なずなさんの甘いソプラノのが場面に良く合っていた、出来れば唄いながら踊って欲しかった(実際の踊りはは小川真理子さん)。
一転してカンカンの群舞で始まり終わる「ホフマンの幻想」ではシュレミール役の
若草久美さん(一瞬鶴ちゃんか?と思った遠目ではよく間違う)の熱演が目に付いた。

 再び幕間ルンペントリオの登場で鶴ちゃんの「オペラてなあに、天麩羅の親類?」の台詞、「女軍出世の歌」より「カフエ−の夜」此処ではSKDバンドが大活躍、鶴ちゃんはモダンが−ル(藤川洋子)に憧れる、「あたいももうすぐあ−なれるのかな?」、「をルンペンファミリ−が合唱コミック調の中かにセクシ−な所あり、”これこそ女”若手のラインダンス「女女女のマ−チ」又これが傑作な振付であった、腕節の強そうな人(丘乃・涼音)ほど最後はお淑やかに成って居た。

 レハ−ル、メリーウイドウ「ハンナ登場の歌」紅さんのソプラノが素晴らしい、「メリ−・ウイドウ・ワルツ」淑女の
水咲まゆ花さんのルックスとスタイルの良さ抜群で惚れ惚れする。
「ベニスの舟唄」・「影をしたいて」と続き再びひょうたん池のほとり浅草の夕暮れである、舞台下手の縁に腰掛けたルンペンファミリ−鶴ちゃんは真中で眠っている、「私の青空」のコ−ラスその歌声に起こされて段々と活発に”狭いながらも楽しい我が家”最後は鶴ちゃんを中心に踊りまくる。

 一転して浅草の夜はチヤ−ルストンに依る「浅草行進曲」唄は37期の優等生夏希りさ・丘乃遊莉さんのデュエット「マドロスの恋」・「小さな喫茶店」と続きその後は立原さんの「アマポ−ラ」続く「マリネラ」白い衣装に白いマフラ−が楽しく揺れている、「月光価千金」小川真理子さんの踊る女、この公演が最後とは、まだまだ残って活躍して欲しい人である。
 「夜のタンゴ」のダンスまたまた水咲まゆ花さんのスタイルに見とれる、

 フィナ−レのラインダンス「友よよき友」40期の本科生12名を交えて元気が良い、「ただ一度の贈り物」全員の総踊りに紅・
芹さんの唄、フィナ-レ「これが浅草!」全員客席の後部から客席通路を通り舞台にルンペンファミリ−も白の衣装に着替え最後に舞台より客席に幕が下りても取り残されて幕前でのアンコ−ルの催促、舞台も客席も一体となり何時もの手拍子の中楽しいフィナ−レでした。

公演時間:休憩無し約1時間38分

 千秋楽の日(12月2日夜の部)にはかっての浅草オペラの名優田谷力三氏も客席に見え紹介されました。
      (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8A%9B%E4%B8%89


朝日新聞夕刊(昭和60年10月31日-木曜日)




SKD40期本科生初舞台
 本公演に来春入団予定のSKD40期本科生13名が実習で初舞台を踏みました。



本名 芸名
高橋珠美 泉 涼
斉藤三紀 渚 美希
坂川祐子 朝日奈ゆう子
磯野泰子 梢 由貴
清水あずさ 蓮あずさ
新井多恵 瑞穂かおる
伊丹淳子 立樹芽衣
清水倫子 弥生千佳
山下美々子 -
目黒淳子 暁 愛
苅部真奈美 -
木村はるみ 南城ひとみ
由井好枝 由井春菜

注)1:山下美々子・苅部真奈美さんは翌年の春に入団されなかった様子で従って芸名はありません。
  2:瑞穂かおる・由井春菜さんはSKD解散時まで在籍されていました。
  3:朝日奈ゆう子・蓮あずさのお二人は現在も薔薇笑亭SKD等で活躍されています。


公演受賞者
優秀賞 技能賞 友の会賞

後援会賞(ヴァガボンド
努力賞

敢闘賞(SKDバンド)
ピアノ べ−ス 演歌師 アコ−デオン演歌師 クラリネット 打楽器 打楽器 打楽器

優秀賞 小川真理子:「恋はやさし」のフリアメッタ役・「影おを慕いて」と「月光価千金」の踊る女・「マドロスの恋」のマドロス等
技能賞 紅エミ:「ハンナ登場の歌」・「春の花のように」・「コロ」・「メリ−・ウィド−・ワルツ」のハンナ役と唄
友の会賞 高美マチ:「たばこやの娘」の娘役(舞台ALBUM-NO4参照)
後援会賞(ヴァガボンド):「イバッテ歩きなさい」・「口上狂騒曲」・「たばこやの娘」・「オイオヒ−・オイオハ−」・「ラグタイム」・「コロッケ-の唄」・「女女女のマ−チ」・「ベニスの舟唄」「私の青空」・「友よよき友」の唄と演技
努力賞 丘乃遊莉・夏希りさ:「浅草行進曲」の唄 夏希りさ-「ベアトリ姉ちゃん」のベアトリ−チェ役
敢闘賞(SKDバンド):「ティッペラリ−の歌」・「カフェ−の一夜」・「ラグタイム」・「コロッケ-の唄」での演奏
 SKDバンドは翌年2月三越劇場公演「とんぼがえり1930」でも活躍して居ます。


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