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観劇報告

公演日時

 公演日時:06/10/01(土) PM12.00〜4.45 (PM6.00〜8.45) 二回公演
 公演場所:CCレモンホ−ル(渋谷公会堂)
 演目: レビュ−狂時代2006 

 出演者:SKD-OG18名
      宝塚-OG18名
      NDT-OG/OB18名
      ゲスト 雪村いずみ


 CCレモンホ−ル(渋谷公会堂)HPのURLは
 http://shibuko.com/index.html

プロ表紙

チケット



SKD出演者

チラシ表

チラシ裏
期別 芸名 備考
4 夕路洋子 昭和31年第25回東京踊りで誕生した
初代エイト・ピ-チェスのメンバ−です
14 春日宏美 昭和56年男役トップスタ−
松波香織 -
19 千月啓子 -
星波千晶 -
20 藤川洋子(みき) エイト・ピ-チェスのメンバ−女役トップスタ−
28 西紀佐江子 薔薇笑亭SKD を主催
34 水咲まゆ花 劇団未来劇場所属 薔薇笑亭SKD にも出演
35 かがわえみ 薔薇笑亭SKD 出演
英みつる 薔薇笑亭SKD 出演
39 藤えりな 夕路洋子・NDTエンド−いつお ご夫婦のお嬢様です
薔薇笑亭SKD にも出演
沢田みなみ 薔薇笑亭SKD 出演
本州里衣 薔薇笑亭SKD 出演
40 暁 愛 -
朝日奈ゆう子 薔薇笑亭SKD 出演
蓮あずさ 薔薇笑亭SKD 出演
42 有沙美樹 A-COMPANY を主催
43 夢乃夏稀 *下記注)訂正('06/10/25)
注)
 1:僕がSKDを観始めたのは昭和56年の「東京踊り」からなので色の方4名の舞台姿は今回が初めてです。
 2:
色の3名の方は平成8年SKD解散時まで在団された方達です。
 3:有沙美樹さんはコント55号坂上二郎さんのお嬢様です。
 4:夢乃夏稀さん宣伝チラシでは出演予定だったあきみ祥子さんに代わっての出演です、SKDがミュ−ジカル集団に成ってからの44/45期と思われますがSKDの舞台には出演がなかったので今回が初めてです。
*
SKDレビュ−集団の最後の43期生で平成元年(1988年)歌舞伎座の「SKD夏のおどり」で初舞台その後の地方公演を経て翌年2月の東京構成年金会館大ホ−ルSKD最後の「東京踊り」公演に出演されて居ます('06/10/25訂正)。

SKD出演者のサイン・コメント

 千月啓子 タップダンススタジオ0424-72-2405
 春日宏美さんのHP:http://www.bestlife.ne.jp/bestlife/kasuga/01.html
 西紀佐江子さんのHP:http://skd2002.hp.infoseek.co.jp/
 藤えりな
さんのHP:http://www5b.biglobe.ne.jp/~elimaki/
 薔薇笑亭SKDのHPhttp://skd.hmc6.net/index0.html
 A-COMPANYにようこそ(^O^) ブログhttp://blog.livedoor.jp/a_company/




スタッフ






各景の出演者



 下のサムネ−ムをクリックすれば上部に拡大されます。
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 上のサムネ−ムの1〜25の番号は下の公演評の景番号と対応しています。


公演評
 この公演は今年二月新宿アップルで公演されたNDT(日劇ダンシングチ−ム)のOG/OBに依る あ-1/4世紀NDTの復活日劇2006-ビギン・ザ・ビギン-」公演を観た渋谷区が十月に新装開場する渋谷公会堂の柿落としの演目として日劇の演出家日高仁氏に依頼実現された様です、宝塚・SKD・NDT各組18名にゲストの雪村いずみさんを加え総勢55名の公演でした。
 SKD-OGは折りしもSTAS浅草公会堂「スタスレビューファンタジー 2006」の公演と重なった為に出演者も限られ観客ファンも他に較べると少なかったと感じました。

 SKD出演者18名中現役の舞台を観て居るのは13名です(右上のSKD出演者表を参照)その中で今回の新しい発見は39期の藤えりなさんのお母さんが4期の夕路洋子さんで然も父上はNDT-OBのえんどういつお(遠藤逸夫)さんだった事です、「日劇レビュ−史」に依ると昭和20年代には宝塚やSKDが日劇(日本劇場)に出演する事はかなり行われ又合同公演も行われ交流が盛んだった様でそこからのロマンスが生まれたと推察します。

 以下各景に就いては宝塚・日劇は知らないので主にSKDを主にした公演評を下表に示します。
 昭和56年解散のNDT・平成8年解散のSKD・現役で頑張って居る宝塚と夫々のOG/OBの年齢は順次若くなって居るようです、一番解散の早かったNDTは若手でも50才とか年長者は70才代の方も数人居られるとか、それにしても皆体型を維持して今も踊り歌い続けて居る姿には脱帽です。

 三組夫々と合同場面それに歌と踊りがほど良くかみ合い2時間半楽しめました。

劇団 景タイトル 振り付け 主演者 公演評
1 松竹 「鳥取傘踊り」 西崎真由美 松波香織他14名 SKD得意の民謡傘踊りで華やかに開幕、SKDふるさとシリ−ズ等で何度も観ています(注1)
2 宝塚 「筏流し 真帆しぶき 真帆しぶき他10名 宝塚真帆しぶきの唄で櫂を持っての日舞
3 松竹・日劇 「おこさ節」 エンド−いつお 夕路洋子・エンド−いつお ご夫婦で息の合った日本舞踊の一幕
4 合同 「深川マンボ」 西崎真由美 宝塚:水乃晃・紫城いずみ
松竹::松波香織・藤川洋子
日劇:桜井節子・梶 鉄哉
昭和56年第45回「夏の踊り」で春日宏美・藤川洋子で演じた時に観ています(注2)
西崎真由美さんの振り付けはSKD日舞の代表、現役時代の「深川マンボ」は残念ながら観て居なかった。
5 松竹 「軍鶏」 田村 連 英みつる・藤えりな お二人だけで少し寂しいが音楽は三味線で新鮮
6 日劇・松竹 「タップ」 郡司行雄 郡司行雄・千月啓子 千月啓子がSKDを代表するタップの名手で在った事を始めて知りました、NDT-OGの方とも息の合った熱演でした。
7 松竹 「ピ-タ−・ガン」 田村 連 西紀佐江子 薔薇笑亭主催の西紀佐江子さんの歌に続いてSKDの誇るエイト・ピ-チェスの再現(注3)
8 宝塚 「ナイト&デイ」 川西清彦 平 みち・檀ひとみ 平みちさんの歌に合わせた華麗な宝塚調のデュエット
9 日劇 「パリ・パナム」 加藤美佐江 あぜち守
加藤美佐江・桐山ひとみ
-
10 松竹 「フレンチカンカン」 英みつる 松竹:10名 「フレンチカンカン」人数は少ないが現役時代以上に頑張っていました(注4)
11 宝塚・日劇 「アマ-ル・アマール」
「シンナ-マン」
真帆しぶき 真帆しぶき他10名と
神崎一人・あぜち守
-
12 日劇 「再会 京谷幸雄 京谷幸雄
沢 裕子・大石 誠
当ショ-唯一のコント舞踊、音楽は「白鳥の湖」
13 合同 「ツアラツストはかく語りき」 浦辺日佐夫 宝塚:6名
松竹::5名
日劇:
6名
「ツアラツストはかく語りき」この曲は映画「2001年宇宙の旅」の大ヒット曲、ています、第1部の終幕に相応しい群舞でした。
14 日劇 「スム-ス・オペレ-タ-」
「アイ・ウィル・セ-ブ・マイ・ラブ・フォ-・ユ-」
- 鹿島とも子 あの事件で有名に、然しご本人にお目にかかったのは初めて,過っての日劇のスタ−
15 宝塚 「セントルイス・ブル-ス・マーチ」 喜多 弘 但馬久美他5名 -
16 松竹 「新カルメンファンタジ-」 田村 連 春日宏美他6名 春日宏美さんの「カルメン」は初めて観ました(注5)
17 日劇 「エル・フラメンコ」 神崎一人 桜井節子・神崎一人 4人編成のフラメンコ生バンドの演奏と歌が良い、
18 宝塚 「愛は君のように」・「そして今は」 家城比呂志 高汐 巴他5名 高汐 巴の歌に5名の宝塚調のダンス場面
19 日劇 「ピ-ナッツ・ベンダー」 小井戸秀宅 西川純代他10名 -
20 宝塚 「愛あればこそ」
「愛の巡礼」
浦辺日佐夫 安奈 淳
紫城いずみ・あずみれいか
1975年ベルサイユのばら』オスカル役を演じ、第1期ベルばらブームを築いた安奈淳さんのベルバラ主題歌メドレ−バックは男役と女役のデュエット
21 松竹 「タ-ジマハール」 英みつる 英みつる他4名 SKDの若手?精鋭に依るダンス、踊りのSKDと云われさすがダンスは上手い
22 ゲスト 「青いカナリア」・「スワニ-」 - 雪村いずみ まだまだの若さにビックリ
23 合同 「ステッピン・アウト・ウイズ・マイ・ベイビ-」
「プッティング・ザ・リッツ」
名倉加代子 宝塚:但馬久美他8名
松竹:春日宏美他5名
日劇:あぜち守他男性6名
宝塚・SKDの男役とNDT男性19名燕尾服、此処からラスト迄の盛り上がりは素晴らい各組次々と繰り出す中NDTの男性陣も場面に溶け込んで居ました
24 合同 「リッチマンズ・フラッグ」 川西清彦 宝塚:但馬久美他15名
松竹:春日宏美他12名
日劇:若松久代他14名
前場面に更に三組の黒のドレスに白の手袋の女性陣が加わり男役・男性との共演総勢44名の群舞音楽・振り付けも面白く前景と共に久々にレビュ−の醍醐味を味合えた場面、手拍子も鳴り出し可也盛り上がりました。
25 全員 「オ-パス・ワン」 家城比呂志 全員 大階段は無いが前景のダンスを引き継ぎながらゲストの雪村いずみを加え全員登場で幕、アンコ−ル

注)
 1:公演時間13と14景の間に休憩15分間その前後略1:15分 合計2:45分
 2:
英みつるさんは薔薇笑亭SKDではトップスタ−扱いです、この公演では振り付けを出演者自身で行って居るのが目を引き時代を感じさせます。 


参考舞台写真


(注1)「傘の男」SKD夏の踊り(昭和60年)歌舞伎座
明石薫・甲斐京子・銀ひ乃で

(注2)「深川マンボ」第45回夏の踊り(昭和56年)「深川マンボ」
藤川洋子・春日宏美



(注3)「エイト・ピ-チェス」ビック・スペンダー 第51回東京踊り(昭和57年)国際劇場・・・衣装が今回と良く似ています
国際最後の舞台 宴園ゆり・叶ひずる・小川真理子・星里くらら・高城美輝・愛川加代子・銀河京・高見マチ



(注4)「フレンチカンカン」 パリ大作戦(昭和60年)サンシャイン劇場

(注5)「ダンス・カルメン」SKD東京踊り(平成2年)新宿厚生年金会館
SKD最後のレビュ−公演 中央明石薫・藤川洋子
 上記写真は公演プログラム及び松竹歌劇団創立60周年写真集「SKD REVUE」よりの転載です。


次のwebに公演評が
   1:レビュー狂時代 2006  [ Memo: Other ] http://d-side.sub.jp/sgplus/  2006,10,02, Monday  08:36 AM (OSK・SKDフアン?)
   2:http://maturika.sblo.jp/茉莉花の幻想 CGアート2006年10月02日)
   3:http://hirakawakazuyo.seesaa.net/archives/20061001.html平川和代ダイアリー2006年10月01日)
   4:http://n2cool.way-nifty.com/nakanek/2006/10/post_0044.htmlなかねの観劇&日記 10月1日(日) 18:00 渋谷C.C.Lemonホール
   5:http://nahp.cocolog-nifty.com/diary/  私が塾長ですが、何か?2006/10/01渋公


次のHPで公演当日の楽屋での写真が観られます。
   1:SKD-OGの西紀佐江子さんのHP  http://skd2002.hp.infoseek.co.jp/2006-rai02.html
   2:SKD-OGの藤えりなさんのHP  舞アルバム   http://www5b.biglobe.ne.jp/~elimaki/
   3:SKD-OGのA-COMPANY のHP   http://blog.livedoor.jp/a_company/(10/05)


次のHPで公演の舞台写真が観られます(10/13up)。
  http://www.skd.hmc6.net/20061001.html


参考資料
 1:「日劇レビュ−史」
 2:「昭和レビュ−狂時代」 HP

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